1月の性病患者さんについて。
そろそろ花粉が飛び出す時期になってきました。
早めの対策を始めて下さい。
1月の初診の性病患者さんの内訳を報告します。
淋菌感染症7例、クラミジア感染症9例、性器ヘルペス6例、尖圭コンジローマ2例、梅毒1例でした。
うち、淋菌・クラミジア同時感染1例、尖圭コンジローマ・梅毒同時感染1例でした。
後者の患者さんは尖圭コンジローマで来院され、念のために行った性病検査で判明した無症候性梅毒症例です。
1、複数の性病に感染することもあります。
例えば、クラミジアに感染しているとHIV感染のリスクが100倍増加します。
2、潜伏期間が長期にわたる場合もあります。
潜伏期間であっても人に感染します。
3、感染直後は検査でも判明しない場合があります。
HIV、梅毒などは感染後1月以上経過しないと検査でもわかりません。
4、性器外に感染する場合があります。
クラミジア、淋菌は咽頭にも感染し、ほとんどが無症状です。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病の診察も他の病気と同じで豊富な経験と新しい知識が必要です。
一人で悩まれずに、是非検査を受けてください。