9月の性病患者さんについて。
今日も秋晴れの良いお天気です。
9月の性病患者さんの初診患者数を報告します。
淋菌感染症12例、クラミジア感染症18例、性器ヘルペス1例、尖圭コンジローマ3例、毛じらみ1例、トリコモナス症1例でした。
淋菌およびクラミジア同時感染者が6例でした。
2015年度では現時点で9月の性病患者さんが最多です。
例年は5月、8月が多いのですが、シルバーウィークの影響もあるのでしょうか、今年は9月に大幅に増加しました。
潜伏期間からは10月に入ってから症状が出てくる方もおられると考えられ、実際に10月1~3日の3日間ですが多くの方が性病を心配して来院されています。
性風俗の多様化、性モラルの低下、性知識の未熟さなどから日本では性病が現在も増加しています。
HIV感染者、エイズ患者も増加している先進国で唯一の国です。
梅毒症例の増加も同様です。
日本の特徴は女性患者の増加による男女間での感染の増加です。
欧米のように同性愛者や薬物中毒者間での感染ではなくなってきています。
一般の社会生活を送っている方達に性病が蔓延しています。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
性病も他の病気と同じで豊富な経験と新しい知識が必要です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
大阪の泌尿器科で日本泌尿器科学会専門医も併せ持つ医師は10人もいません。
一人で悩まれずに、是非受診ください。