2月の性病患者さんについて。
いよいよ今年も花粉症の季節になりました。
早めの対策を心掛けてください。
2月の新患の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症9例、クラミジア感染症14例、性器ヘルペス3例、尖圭コンジローマ3例、梅毒4例でした。
淋菌・クラミジア同時感染2例、梅毒・尖圭コンジローマ同時感染1例でした。
2月は例年性病患者さんの来院が減少するのですが、今年は多くの性病患者さんが来院しました。
梅毒の新規症例も4例と、高いレベルでの来院が続いています。
日本医師会雑誌も3月号で特集として性感染症が抱えるさまざまな問題点を取り上げています。
特に現在梅毒は爆発的に増加しており、流行の新たなステージに入ったと考えています。
梅毒は感染経路が男性同性愛者のような特定のコミュニティや風俗営業など特定の感染源から、一般社会における男女間の感染にシフトしてきている可能性が高く、ごく普通の性的活動の中で感染する疾患となっています。
性器クラミジア感染症は年間50万人前後が新たに感染していると推計されています。
淋菌感染症では薬剤耐性菌の増加が問題になっています。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
心配な方は一人で悩まれずに、是非検査を受けるようにしてください。