寒い毎日が続いています。
インフルエンザも全国的に流行のピークを迎えています。
体調管理には十分にご注意ください。

1月の新患の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症7例、クラミジア感染症22例、性器ヘルペス8例、尖圭コンジローマ5例、梅毒8例でした。
淋菌・クラミジア同時感染3例、クラミジア・尖圭コンジローマ同時感染1例でした。

1月はクラミジア感染症も多かったのですが、梅毒新規症例が8例と開院以来月間最多でした。
昨年は1年間で32例と年間最多でしたが、今年は1月終了時点で早くも4分の一に達しています。
今後の経過は分かりませんが、まだまだ流行が続いていると考えられます。
また、全例男性で男女間性交渉による感染、7例は風俗での感染でした。
オーラルセックスのみでの感染例もありました。

以前のブログにも書いていますが、日本における梅毒の流行は非常に危惧すべき状況です。
その他の性病に関しても増加していると考えられます。
特に若い女性での増加が顕著であり、これは他の先進国では見られない現象です。
医師だけではなく、行政、教育関係者などオールジャパンでの対策が必要と考えます。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。

性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。

心配な方は一人で悩まれずに、是非受診ください。

石川泌尿器科