桜の満開が近いですね。
花冷えする日もありますので、ご注意ください。

一年の中でも3月中旬以降は性病患者さんの来院が増える時期です。
卒業、転勤に伴う謝恩会、送別会などでお酒を飲む機会が増えます。
卒業旅行、春休みの旅行先で羽目を外す方もいます。
4月になると歓迎会もあります。
新天地での新しい出会いもあります。

性病は風俗だけではなく、素人女性からでも感染します。
オーラルセックス、素股行為でも感染します。
感染後、潜伏期間(無症状期間)が数ヶ月~数年にわたる場合があります。
潜伏期間(無症状期間)でも人に感染します。
性器外(口腔内、皮膚など)にも感染します。

淋菌、クラミジアの口腔内感染はほとんどの場合が無症状です。
のどの痛み、違和感などで受診される方がいますが、その症状は性病によるものではありません。
ましてや、感染後すぐに症状が出ることはありません。
風邪による症状と考えるのが一般的です。
ただし、性病感染の有無の判断には検査が必要です。
心配な方はのどの検査も併せて受けるようにしてください。

自分の症状を全て性病によるものと考えることは危険です。
のどの痛み➡喉頭がん
微熱➡白血病、悪性リンパ腫
発疹➡薬疹、肝機能障害
という場合がありました。
泌尿器科医がこれらの疾患を診断、治療することは困難です。
性病検査を受ける事と分けて考えてください。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。

心配な方は一人で悩まれずに、是非検査を受けるようにしてください。

石川泌尿器科