新年のスタートはいかがですか?
今週は寒くなるようです。
体調管理にはご注意ください。

2016年12月の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症9例、クラミジア感染症18例、性器ヘルペス4例、尖圭コンジローマ6例、性器ヘルペス4例、尖圭コンジローマ6例、梅毒2例、B型肝炎1例でした。
淋菌・クラミジア同時感染5例、クラミジア・B型肝炎同時感染が1例でした。
12月も梅毒新規症例を2例認め、2016年度の梅毒症例は29例と開院以来最多となりました。
抗生物質の内服治療が無効の神経梅毒も2例認めました。

梅毒は症状が多彩であり、無症状の場合(無症候性梅毒)もあります。
無症候性梅毒は感染時期が不明なことが多く、治療に時間を要します。
無症状でも人に感染する可能性があります。
HIV、肝炎ウイルスなど他の性病の重複感染の確率も増加します。

心配な方は是非検査を受けてください。
検査を受けられる場合は全ての検査を受ける事をお薦めします。
省略した検査の性病があとから判明した時の衝撃は、受けていない方以上に大きいと考えます。

HIV、梅毒は感染後1月以上経過しないと検査でも判明しません。
検査時期なども十分考慮の上受けるようにしてください。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。

一人で悩まれずに、是非受診ください。

石川泌尿器科