保険診療のシステムについて。
早くもインフルエンザの流行が始まっています。
ワクチンの効果が出るまでには3週間程度かかります。
早めの接種をお勧めします。
日本は皆保険制度のため、保険診療では原則医療費の1~3割負担となります。
皆保険制度は個人の保険料以外にも税金や企業からの供託金で維持されています。
高齢化、高額な手術や薬剤の開発により、年々医療費は増大しています。
そのため、国は様々な医療費抑制策に取り組んでいます。
医師法などの法律、厚生労働省が作成している療養担当規則などにより、診療を行うに当たっては細かくルールが決められています。
医療側、患者側双方が不正行為を行っていないか、過剰、不適切な検査や投薬が行われていないかなど厳しく審査をしています。
その審査は専門の医師だけではなく、国及び自治体、企業と二重、三重に行われています。
受診した医療機関名、受診日、病名、検査、投薬など全ての内容が審査されます。
全ての情報が社会保険の方は勤務先に、国民健康保険の方は居住地の自治体を通して自宅に通知されます。
保険診療には様々な制約、取り決めがあることをご理解ください。
1、無診察医療の禁止:診察をせずに薬を処方したり、受付で渡したりすることはできません。自費のお薬も同様です。
2、人間ドック、健康診断は保険適応外:念のために受ける検査には保険診療は適応されません。ブライダルチェックなど性病検査も同様です。
3、適応病名以外の処方は保険適応外:ED治療目的でのザルティア処方、AGA治療目的でのアボルブ処方は保険適応外です。
4、検査結果など個人情報を電話でお答えすることはできません。
自費診療の費用は個々の医療機関によって異なります。
高額な費用を請求される場合もあります。
ご注意ください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
日本性機能学会、日本抗加齢医学会正会員でもあります。
保険診療、自費診療の選択は診察時でも可能ですので、ご相談ください。
一人で悩まれずに、是非受診ください。