12月5日~6日と東京で開催されました日本性感染症学会に参加してきました。
今年は日本における梅毒患者の急増淋菌、クラミジアの咽頭検査の重要性についてが話題の中心でした。
詳しい内容については適宜ブログに書いていきたいと思います。

11月の初診の性病患者数を報告します。
淋菌感染症6例(うち咽頭感染1例)、クラミジア感染症8例、性器ヘルペス3例、尖圭コンジローマ4例、梅毒2例でした。
淋菌+クラミジア同時感染が1例、さらに淋菌+クラミジア+尖圭コンジローマ同時感染が1例でした。
11月は例年性病患者さんが少ないのですが、今年は梅毒患者が2例、3疾患同時感染が1例とより重篤な症例を認めました。

うつされる性病は一つとは限りません。
クラミジアに感染しているとHIV感染率は5~10倍増加すると言われています。
性器ヘルペス、梅毒でも同様の報告がされています。

一つ性病に感染した方は他の性病についても検査を受ける事が重要です。
ただし、全ての性病検査が保険診療の対象ではありませんのでご注意ください。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同じで豊富な経験と新しい知識が必要です。

心配な方は一人で悩まれずに、是非検査を受けてください。

石川泌尿器科