10月の性病患者さんについて。
11月に入り、朝晩の冷え込みが強くなってきました。
一日の寒暖の差が大きい時期です。
体調管理にはご注意ください。
10月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症11例(咽頭感染3例、尿道・咽頭同時感染1例)、クラミジア感染症22例、性器ヘルペス12例、尖圭コンジローマ8例、梅毒5例でした。
うち、淋菌・クラミジア同時感染4例、淋菌・性器ヘルペス同時感染1例、淋菌・クラミジア・性器ヘルペス同時感染1例認めました。
9月は台風の影響などもあり、性病患者さんの来院は減少しました。
その反動もあるのでしょうか、10月は例年以上に性病患者さんの来院が増加しています。
11月もその傾向が続いているようです。
梅毒については先日のブログにも書いていますが、11月2日号のフライデーに私のインタビュー記事が掲載されました。
また、その記事は11月1日のヤフーニュースでも配信されています。
大阪はもちろん全国的に梅毒が急増しています。
当院でも11月10日現在で48例と、昨年一年間の約1.5倍に増加しています。
今後も流行は続いていくと思われます。
12月から1月にかけては、ボーナス支給、忘年会・新年会シーズン、お正月休みとお酒を飲む機会が増えます。
ついつい羽目を外しがちで、一年でも性病患者さんが最も増える時期です。
くれぐれもご注意ください。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
心配な方は是非検査を受けるようにしてください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
一人で悩まれずに、受診ください。