5月の性病患者さんについて。
いよいよ関西も梅雨入りのようです。
蒸し暑い日が続くと思いますが、体調管理には十分にご注意ください。
5月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症8例、クラミジア感染症13例、性器ヘルペス11例、尖圭コンジローマ8例、梅毒2例でした。
そのうち、淋菌・クラミジア同時感染2例、梅毒・尖圭コンジローマ同時感染1例、性器ヘルペス・クラミジア同時感染1例でした。
5月はクラミジア感染症が増加しましたが、連休中に感染し10~20日の潜伏期間を経て5月中旬以降に来院された方がほとんどです。
クラミジア感染症では潜伏期間が1月以上になることもありますので、今後も注意が必要です。
また、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ということもあり、性器ヘルペスの患者さんも増加しました。
紫外線も発症の誘因になりますので、これから夏にかけても注意してください。
梅毒の新規症例は2例と、流行が続いていると考えられます。
今月の2例ともにオーラルセックスのみで感染しています。
無症候性の場合もあります。
潜伏期間(無症状期間)でも人に感染します。
性病は自分一人の問題ではありません。
大事なパートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
心配な方は是非検査を受けるようにしてください。
一人で悩まれずに、是非受診ください。