大阪府で梅毒の増加がさらに深刻化しています。
大阪府が先日梅毒について衝撃的な発表をしました。
1、2015年度の梅毒患者報告数が5年間で約5倍、女性は約13倍に急増
2、今年1~3月の感染者数も昨年と比べ、さらに2.3倍に倍増
3、全国的に増加しているが、東京、大阪、愛知など都市部の増加が著明
4、男女間性交渉での増加が著明
5、女性の増加に伴い、先天梅毒症例も増加。
梅毒は感染力の強い細菌「梅毒トレポネーマ」が性行為で粘膜や皮膚の小さな傷口から侵入して感染します。
コンドームの使用は予防効果はありますが、コンドームが覆わない部分の粘膜や皮膚に傷があると感染する可能性があります。
オーラルセックスや素股行為でも感染します。
症状は多彩で、無症状の場合もあります。
梅毒を診断した医師には報告の義務がありますが、実際に報告している医師の方が少なく、実数は10倍以上と言われています。
梅毒に感染している場合、HIVなど複数の性病に感染している可能性が高いです。
梅毒は血液検査で診断は容易です。
現在もペニシリン服用で治療可能な病気です。
梅毒も含め性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
心配な方は一人で悩まれずに、是非受診ください。