例年は6月末のボーナス支給以後から性病が増えてくるのですが、今年は6月中旬から性病患者さんが増加しています。
6月の患者さんの内訳です。
クラミジア感染症16人、淋菌感染症15人、性器ヘルペス7人、尖圭コンジローマ3人、トリコモナス症2人、梅毒1例でした。
当院は性病患者さんが多いとはいえ、全国の泌尿器科、性病科の数を考えますと相当数の患者数と思われます。
さらに、女性は主に婦人科を受診しますし、皮膚科など他の診療科で診断される人もいます。
全国で1ヵ月に数万人の性病患者さんが新たに診断されていると考えられます。
オーラルセックスのみの風俗はもちろん、素人女性からうつされている人も増加しています。

以前から淋菌感染症は耐性菌が問題となっていました。
しかし、3年前ぐらいからクラミジア感染症も治療に難渋する症例が増加しています。
複数の性病に同時に感染している人もいます。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーなども傷つける可能性があります。
性病の中には数ヶ月、数年も無症状のこともあります。
その間にも人に感染させる危険性があります。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同じで豊富な経験と新しい知識が必要です。

一人で悩まれずに、是非受診ください。

石川泌尿器科