5月の性病患者さんについて。
梅雨入りが近づいています。
蒸し暑い日が続きますが、体調管理には十分にご注意ください。
5月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症7例、クラミジア感染症6例、性器ヘルペス4例、尖圭コンジローマ2例、梅毒1例でした。
淋菌感染症の1例は尿道・咽頭同時感染でした。
性病は性器外にも感染します。
誤解されてくる方が多いのですが、淋菌、クラミジアの咽頭感染は無症状の場合が大多数です。
当院来院の梅毒症例ではオーラルセックス、素股行為のみで感染した方が半数です。
本番行為の時だけコンドームを使用しても、性病の感染予防にはなりません。
HIVもオーラルセックスで感染することもあります。
十分に理解の上、性行為をするようにしてください。
性病は自分一人の問題ではありません。
大事なパートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
心配な方は是非検査を受けるようにしてください。