8月の性病患者さんについて。
台風シーズンになってきました。
十分にご注意ください。
8月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症6例、クラミジア感染症10例、性器ヘルペス8例、尖圭コンジローマ5例、梅毒1例、毛じらみ症1例、トリコモナス症1例でした。
うち、淋菌・クラミジア同時感染2例、梅毒・クラミジア同時感染1例、クラミジア・トリコモナス症同時感染1例でした。
感染する性病が複数の場合があります。
性交渉による感染とは断定できませんが、B型肝炎、C型肝炎に罹患した方も増加しています。
性器外に感染する場合もあります。
淋菌、クラミジアの咽頭感染は無症状のことが大多数です。
性病はいつ被害者になるか分かりませんが、いつ加害者になるかもわかりません。
その害を加える相手が大事なパートナーになることもあります。
性病は自分一人の問題ではありません。
大事なパートナーをも傷つける非常に重要な疾患です。
心配な方は検査を受けるようにしてください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
一人で悩まれずに、是非受診ください。