6月の性病患者さんについて。
今年も半分が終わりました。
蒸し暑い毎日が続いています。
熱中症にご注意ください。
6月の新患の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症7例、クラミジア感染症15例、性器ヘルペス8例、尖圭コンジローマ7例、梅毒4例でした。
6月は梅毒新規感染者が4例と急増しています。
淋菌・クラミジア同時感染3例、クラミジア・性器ヘルペス同時感染2例、クラミジア・尖圭コンジローマ同時感染1例、梅毒・性器ヘルペス同時感染1例、咽頭クラミジア感染1例でした。
本日7月5日も梅毒感染を疑う患者さんが二人来院しており、梅毒流行は勢いを増しているように思います。
ボーナス支給、夏休み、海水浴など開放的な時期になり、例年7月からは性病患者さんが急増します。
性病は
①本番行為以外、オーラルセックスや素股行為でも感染します。
②風俗嬢以外、素人女性からでも感染します。
③潜伏(無症状)期間が数ヶ月~数年になることもあり、その期間でも人に感染します。
④感染してもすぐには検査で診断できないこともあります。
⑤発症しなければ診断できない、検査方法のないものもあります。
⑥現代医学では除去できない病原体もあります。
⑦性器以外に感染することもあります。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
パートナーにもうつしてしまい、通院中に離婚に至ったカップルもいます。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
他の病気以上に早期発見、早期治療が重要です。
一人で悩まれずに、是非受診ください。