ED治療薬のネット購入は危険です。
12月とは思えないような暖かさですね。
急激な気温の変化にはご注意ください。
ある患者さんがネットで購入したED治療薬を持参し、本物かどうかを質問されました。
拝見すると、シアリスと同じ形、色をしていますが、C100と印字されています。
シアリスは世界中で発売されていますが、5mg、10mg、20mgであり、それぞれC5、C10、C20と印字されています。
シアリスにはジェネリック(後発品)はありません。
間違いなく、C50、C100と印字された薬は偽造品です。
偽造医薬品は極めて不衛生な環境で製造され、不純物が混入しています。
工業用の塗料が塗られていた薬も見つかっています。
国内外で健康被害事例が報告されていて、日本でも死亡例が確認されています。
インターネットで購入した製品の約70%が偽造品であったと判明しています。
ネット購入者では、個人情報の流出やスキミングの被害も報告されています。
偽造品を高額で販売したり、注文したものが届かないなど経済的にも大きな損失です。
その販売利益が反社会的組織、テロ組織の資金源になっている可能性もあります。
インターネットでの購入には多くのリスクがあります。
それは、ED治療薬に限らず、全ての医薬品に当てはまります。
男性型脱毛症(AGA)治療薬も同様です。
健康と安全のために医療機関を受診して、正しく処方を受けるようにしてください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では3000例以上のED患者さんの治療経験があります。
ED治療はご本人だけではなく、パートナーの人生の質も向上させます。
ザルティアを自費診療で処方することも可能です。
5mg錠、1錠¥500(消費税別途)です。
自費診療の場合、前立腺の検査は不要です。
処方数に制限はありません。
ただし、診察代も自費診療になりますので、ご注意ください。
一人で悩まれずに、是非受診ください。