5月の性病患者さんについて。
自粛要請が解除されましたが、コロナウィルス感染の第二波、第三波が起こる可能性は高いと思われます。
新しい生活様式を守るなど、十分にご注意ください。
5月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症6例、クラミジア感染症18例、性器ヘルペス4例、尖圭コンジローマ8例、梅毒5例、HIV感染症1例でした。
うち、淋菌・クラミジア同時感染5例、梅毒・HIV同時感染1例でした。
性器クラミジア・咽頭淋菌同時感染も1例認めました。
梅毒の新規感染も5例と、引き続き流行していると考えます。
5例中今回新規で判明した1例を含め、3例はHIV感染を合併しています。
複数感染、性器外感染の可能性もあるので、症状の有無にかかわらず性病全般の検査をお薦めします。
特に淋菌、クラミジアの咽頭感染は無症状の場合が大多数なので注意が必要です。
ただし、自費検査になる場合もありますのでご注意ください。
性病は自分一人の問題ではありません。
大事なパートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
心配な方は是非検査を受けるようにしてください。