最近、偽造医薬品、特にED治療薬の偽造品の摘発が増加しています。
そのほとんどがインターネットで販売されています。
製薬会社の調査ではネット販売されているED治療薬の約7割が偽造品であると報告しています。

現在日本での正規品は
1、シルディナフィル25、50mg:(商品名)バイアグラおよびそのジェネリック
2、バルデナフィル5、10、20mg:(商品名)レビトラ
3、タダラフィル5、10、20mg:(商品名)シアリス
のみです。
レビトラ、シアリスは全世界においてジェネリック医薬品は販売されていません。

以下のような偽造品も発見されています。
1、有効成分が含まれていない。
2、血糖降下剤が含まれていた。
3、工場用の塗料が塗られていた。
4、金色に塗られ、「ゴールドバイアグラ」と称し売られていた。
5、存在しない有効成分が記載されていた(シアリス50や100、レビトラ50など)。

偽造品の服用により、日本でも死亡例や視力障害例が報告されています。
偽造品の多くは中国や南米などの極めて不衛生な工場で製造されており、不純物の混入も確認されています。

日本人の意識調査では7割以上の方がネット販売で売られている製品は偽造品であると認識しています。
しかし、その方たちの7割以上が自分の購入している製品だけは正規品だと思っています。
非常に危険な調査結果であると考えます。
医薬品に限らず正規品では、何個以上購入すればおまけを何個かサービスする、考えられないような割引価格で販売するなどはありません。
AGA治療薬であるプロペシアでも偽造品が製造されています。
自分だけは大丈夫と思わずに、必ず適切な医療機関を受診し処方を受けるようにしてください。

EDは自分一人の問題だけではなく、パートナーにとっても非常に重要な疾患です。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では3000例以上のED患者さんが受診されています。
日本泌尿器科学会専門医、日本性機能学会、日本抗加齢医学会正会員の医師が診察を担当します。

一人で悩まれずに、是非受診ください。

ED治療目的でのザルティアの処方は保険適応外です。
自費診療なので、前立腺検査、処方日数などの制限はありません。
前立腺肥大症での保険診療より、費用が安くなる場合もあります。
担当医にご相談ください。

石川泌尿器科