国立感染症研究所が先日、感染症発生動向調査速報データを発表しました。
過去の病気と思われていた梅毒の感染報告数が過去最多のペースで増えています
7月24日現在で888例に上り、過去最多を記録した2013年の同時期を上回っています。
大阪府は124例が報告されており、東京都に次いで2番目の多さです。
2011年、2012年との比較では既に1年分の報告数を超えています。
医師が梅毒と診断した場合、法律によって保健所等への報告が義務付けられています。
しかし、実際の報告数は1割に過ぎないと言われています。
当院では今年に入り5例の梅毒患者を報告していますが、大阪の医療機関の数から考えると124例は少なすぎると考えます。
厚生労働省は夏のバカンスシーズンになり、さらなる感染拡大の恐れがあると警鐘を鳴らしています。

梅毒だけではなく、他の性病も増加しています。
性病は風俗だけではなく、一般女性からも感染することがあります。
性病は自分一人の問題だけではありません。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では性病専門医が診察を担当します。
一人で悩まれず受診ください。

石川泌尿器科