12月の性病患者さんについて。
寒い日が続いています。
体調管理には十分にご注意ください。
12月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症18例、クラミジア感染症17例、性器ヘルペス4例、尖圭コンジローマ9例、梅毒2例、毛じらみ1例でした。
淋菌・クラミジア同時感染6例、性器ヘルペス・クラミジア同時感染2例、梅毒・尖圭コンジローマ・淋菌・クラミジアの4疾患同時感染1例でした。
また、淋菌の咽頭感染5例、クラミジアの尿・咽頭同時感染1例でした。
以前からブログにも書いていますが、ボーナス支給、忘年会などで羽目を外しがちなのか、12月は性病患者さんの来院が急増します。
昨年の12月は特に4疾患同時感染1例を含め、重複感染の症例が増加しています。
咽頭感染も淋菌5例、クラミジア1例認めました。
性風俗の多様化はもちろんですが、モラルの低下により非常に危険な状態になっていると思われます。
1月に入り、年末年始に感染した患者さんの来院が続いています。
潜伏期間から今後症状が出現してくる方も多いものと考えます。
今週末には連休もあります。
感染の危険性には十分にご注意ください。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
心配な方は是非検査を受けるようにしてください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
一人で悩まれずに、是非受診ください。