2月の性病患者について。
今年も本格的な花粉症の季節になりました。
寒暖の差が激しい時期です。
体調管理には十分にご注意ください。
2月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症7例、クラミジア感染症22例、性器ヘルペス6例、尖圭コンジローマ5例、梅毒5例でした。
うち、淋菌・クラミジア同時感染2例、咽頭淋菌感染1例、咽頭クラミジア感染1例でした。
例年2月は性病患者さんの来院が減少するのですが、今年は1月がインフルエンザ流行の影響もあり外出を控えた方が多く、2月にずれ込んだ印象があります。
新規の梅毒症例も5例と、今年も流行が続いているものと考えます。
3月10日現在、梅毒症例は8例ですが、うち4例は無症候性で血液検査により偶然判明しています。
昨年来マスコミ等で梅毒の流行が大きく取り上げられるようになりました。
そのため、性病検査目的で来院される方が増加しています。
一時的には患者数が増加することも予想されますが、早期発見により新たな感染のリスクは軽減するものと思われます。
性病は無症状期間(潜伏期間)でも人に感染します。
知らない間に被害者になり、知らない間に加害者になっている場合があります。
性病は自分一人の問題ではありません。
大事なパートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
心当たりがある方、心配な方は是非検査を受けるようにしてください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
一人で悩まれずに、受診ください。