9月の性病患者さんについて。
季節の変わり目で寒暖差が大きくなっています。
インフルエンザ発症の報告もされています。
体調管理には十分にご注意ください。
9月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症5例、クラミジア感染症14例、性器ヘルペス2例、尖圭コンジローマ8例、梅毒3例でした。
淋菌・クラミジア同時感染1例、梅毒・クラミジア同時感染1例でした。
9月も梅毒の新規感染者が3例と流行が続いていると考えられます。
8月同様クラミジア感染症が多かったのですが、潜伏期間からはお盆期間前後の感染でした。
9月も連休がありましたので、10月に入り受診される患者さんが増えていくと思われます。
尖圭コンジローマは診断はいたしますが、基本治療は皮膚科をご紹介することになります。
皮膚科の選択は難しいので、適したクリニックをご紹介します。
咽頭淋菌および咽頭クラミジア感染は無症状のことがほとんどです。
咽頭は淋菌感染がクラミジア感染より多いのが現状です。
無症状なのでより検査が必要となります。
咽頭検査も是非受けるようにしてください。
女性の性病検査は子宮ぬぐい液、膣分泌物で行います。
尿検査では診断の精度が低下します。
女性の方は婦人科を受診されることをお薦めします。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
心配な方は一人で悩まれずに、是非検査を受けるようにしてください。