7月の性病患者数について。
8月に入っても猛暑が続いています。
脱水症、熱中症にはご注意ください。
7月も多くの性病患者さんが新患として来院されました。
淋菌感染症9例、クラミジア感染症5例、梅毒2例、性器ヘルペス3例、尖圭コンジローマ7例でした。
結果的には性病ではありませんでしたが、検査を受けられた方は50人を超えます。
性病は
①本番行為以外でも感染します。
オーラルセックス、素股行為でも感染します。
②素人女性からも感染します。
その人の前の相手、前の前の相手がわからないからです。
③潜伏期間、無症状の期間が数ヶ月~数年にわたることもあります。
うつされた相手が直前の相手とは限りません。
知らない間に人にうつしている場合もあります。
④性器以外にも感染します。
しかし、現在の症状すべてが性病とは限りません。
性病と決めつけることは危険です。
⑤感染した直後には検査でわからない場合もあります。
HIV、梅毒などは感染してから検査でわかるまで1か月以上必要です。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
性病も他の病気と同じで豊富な経験と新しい知識が必要です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
一人で悩まれずに、是非受診ください。