前立腺肥大症治療薬ザルティア錠について。
2014年4月17日に前立腺肥大症の治療薬としてザルティア錠(2.5mg、5mg)が発売されました。
この薬はED治療薬のシアリスと全く同じ薬です。
ジェネリック薬ではありません。
成分はもちろん、製造、販売の会社も一緒です。
前立腺肥大症の患者さんには保険診療での処方が可能となったわけですが、違法な処方や取引を防ぐためにいろいろな制約が決められました。
前立腺肥大症と診断しないと処方できないので、そのための様々な検査が必要です。
従って、現実的には泌尿器科でないと処方は困難です。
50歳以上という年齢制限もあります。
発売から1年間は1回に5mg錠を最高14錠までしか処方できません。
シアリス10mgの場合は2錠、20mgの場合は4錠服用する必要があります。
ED治療目的の場合は保険診療の対象にはなりませんので、ご注意ください。
当院では泌尿器科専門医がいますので、前立腺肥大症の患者さんには保険診療での処方は可能です。
しかし、診察代、検査代、薬代、通院回数を考えると費用はそれなりに掛かります。
ザルティア錠を自費診療で処方することは可能です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では3000人以上のED患者さんの診察経験があります。
ザルティア錠の事も含めて何なりとご相談ください。