梅毒トレポネーマと呼ばれる病原菌に感染すると、検査により梅毒と診断されます。
膣性交のほか、オーラルセックス(フェラチオ・クンニリングス)、アナルセックス、素股行為でも感染します。
さまざまな症状が段階的に現れ、悪化すると全身の臓器が侵されていく、慢性全身性感染症です。ただ、梅毒と診断された症例のうち約3割が無症候性の梅毒と言われています。性感染症の中でも特に、「無症状であっても検査を受けるべきもの」と言えるでしょう。
近年国内で急速に新規患者が増加しています。東京、大阪、愛知、神奈川などの都市部で突出してその傾向が見られます。