3月の性病患者さんについて。
桜の満開も近づき、春本番です。
気温差が大きいので、体調管理には十分にご注意ください。
3月の新規の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症4例、クラミジア感染症10例、性器ヘルペス7例、尖圭コンジローマ3例、梅毒2例、毛じらみ症1例でした。
淋菌・クラミジア同時感染1例、クラミジア・性器ヘルペス同時感染1例でした。
3月も梅毒の新規症例が2例と、流行は続いていると考えられます。
人間ドック、献血時の検査で偶然判明する、いわゆる無症候性梅毒症例が増加しています。
感染が長期にわたると脳、心血管系への影響や神経梅毒に至る場合があります。
3~4月は歓送迎会などお酒を飲む機会が増えます。
就職、転勤など新天地での新しい出会いもあります。
これから5月の連休にかけて、性病患者さんの来院が増加する時期です。
羽目を外しがちになるので、ご注意ください。
性病は自分一人の問題ではありません。
大切なパートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
心配な方は是非検査を受けるようにしてください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
一人で悩まれずに、是非受診ください。