残暑が厳しい毎日です。
体調管理には十分にご注意ください。

以前からブログに書いていますが、お盆休み前後から性病患者の来院が増加しています。
潜伏期間を考えますと、7月の海の日の連休以降に感染の機会があったものと考えられます。
ボーナス支給、夏休み、お盆休みなどでついつい羽目を外しがちになります。
風俗はもちろんですが、性病は素人女性からでも感染します。
オーラルセックスや素股行為でも感染します。

8月に入り、クラミジア感染症、淋菌感染症の増加は言うまでもなく、すでに新規梅毒の患者さんも4例認めました。
日本における梅毒の急増は収まる気配が全くありません。
特に異性間(いわゆる男女間)性交渉で感染してくる人が急増しています。
当然風俗での感染が大多数ですが、当院の患者さんの感染場所は大きく二か所に大別されます。
1、神戸福原ソープランド(特に高級店)
2、難波、日本橋のホテヘル、デリヘル
です。
1については本番行為をコンドーム無しで行うわけですから極めて危険です。
高級店ほどその傾向が強いわけですから、感染の危険性が増加します。
2については本番行為以外でも感染する可能性があるという事です。
梅毒には触れるだけで感染する病変もあります。
梅毒の症状は多彩です。
長期にわたって無症状の場合もあります。
潜伏期間(無症状期間)でも人に感染します。
先に受診した泌尿器科、皮膚科で診断されなかった方も少なからずいます。

性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。

一人で悩まれずに、是非受診ください。
心配な方は検査を受けるようにしてください。

石川泌尿器科