5月の性病患者さんについて。
いよいよ梅雨入りのようですね。
気温差も大きいので、体調管理には十分にご注意ください。
5月の初診の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症16例、クラミジア感染症12例、性器ヘルペス6例、尖圭コンジローマ6例、梅毒2例でした。
淋菌・クラミジア同時感染5例と増加しています。
梅毒・淋菌同時感染が1例でした。
淋菌の尿道・咽頭同時感染が1例、咽頭感染のみが1例でした。
クラミジアの咽頭感染のみの患者さんも1例でした。
梅毒の新規感染者の来院も続いています。
例年通り5月は性病患者さんの来院が増加しました。
全ての性病が感染直後から症状が出てくるわけではありません。
潜伏期間(無症状期間)が数ヶ月~数年にわたることもあります。
潜伏期間(無症状期間)でも人に感染します。
性病をうつされたのが最後の性交の相手とは限りません。
知らない間にうつされて、それをパートナーにうつしてしまう。
その結果、離婚になったご夫婦もいらっしゃいます。
性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
心配な方は検査を受けるようにしてください。
大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。
一人で悩まれずに、是非受診ください。