医療界の不安商法について。
不安商法という言葉を聞かれたことがあると思います。
人の不安に付け込んで、お金を騙し取ったり、高額な商品を買わせたりする詐欺商法です。
先日も就活中の人に就職に役立つと騙して、意味の無いDVDを買わせたり、就職セミナーに参加させたりしていると新聞に出ていました。
医療においても、病気が治るといって高額な壺や数珠、お墓などを買わせて問題となったことがあります。
特に性病を心配されている方は家族や知人にも相談できずに一人で悩まれている場合が多いです。
当院にも性病と診断されて治療を受けたが一向に良くならない、治療方法が正しいか疑問であるという方が来院されます。
それらの患者さんは性病と診断されているわけですから、その病気や治療の説明を丁寧に行い、適切な治療をします。
ただ、検査を受けて性病ではないと診断されたが不安だと来られる方もいます。
中には何軒も泌尿器科を受診して、その都度いろいろな検査を受けられています。
そして、無意味な検査が多く含まれている場合があります。
保険証を使わない自費診療の場合、多くの検査を行い、高額な費用を請求するクリニックもあります。
検査は機械がしますから、その結果には医者の知識や技術にはほとんど左右されません。
しかし、検査結果や病気の説明をするのに知識や経験が必要となります。
不安はあるかと思いますが、陰性と出た検査結果を陽性とすることは出来ません。
陰性の方に不必要な治療をすることも出来ません。
心配をし過ぎて、不要な検査や治療を受けないようにしてください。
大阪鶴橋駅前の石川泌尿器科では経験豊富な性病専門医が診察を担当します。
一人で悩まれずに、是非受診ください。